金型設計は全て清水工業製。独自のノウハウにより設計参画からより難易度の高い製品への挑戦し、お客様の仕様に合わせたプレス・モールド金型標準化設計・製作システムにてご提供しています。

清水工業独自の標準金型『カセット金型』をプレス加工・プラチック加工分野共に採用し、金型の中身(コア部分)のみを入れ替える仕様により、短納期・低価格・省スペース・少量多品種・段取性に適した金型も製作しています。

カセット金型とは?


従来金型・標準金型対比表1(横スライド方式) 従来金型・標準金型対比表2(前面スライド方式)
従来型 標準型 従来型 標準型
概略図
金型重量 約320kgf 約130kgf 約450kgf 約250kgf
コスト 1 0.5~0.8 1 0.5~0.8
納期 1 0.5~0.8 1 0.5~0.7
段取り時間 30分 2分 30分 2分
保管スペース(体積比) 1 0.22 1 0.22
メンテナンス時間 1 0.6~0.7 1 0.6~0.7
従来金型・標準金型対比表3(横形成形機用) 従来金型・標準金型対比表4(縦形成形機用)
従来型 標準型 従来型 標準型
概略図
金型重量 約300kgf 約32kgf(1型重量) 約100kgf 約10kgf(1型重量)
コスト 1 0.5~0.8 1 0.7~0.8
納期 1 0.7 1 0.8
段取り時間 45分 7分 20分 1分
保管スペース(体積比) 1 0.15(1型分) 1 0.15(1型分)
メンテナンス時間 1 0.7 1 0.5

製品設計

お客様の製品図面を取得後、VA/VEを加味しつつ、CAD端末を活用してデータ化を図ります。プレス・モールド機械仕様や、標準設計製作による金型構造の他、図面の引き渡し日程含め、詳細な打合せを実施します。

金型仕様確認・部品加工

アレンジ図が完成後歩留り検討・金型の大きさ・レイアウト図面作成を行い承認を得ます。又、承認後には加工と同時進行で2次加工部の設計に入ります。

金型調整

金型の干渉等の不具合や製品寸法のチェックがなされ、問題点があった場合には金型へフィードバックされます。こちらと併せて金型と標準ホルダーとのマッチングについてもチェックいたします。カセット式金型の場合にも、金型の土台であるダイセット部分とコア部分の嵌合を確認します。

トライアル・メンテナンス

金型調整後にトライアルを実施します。又、メンテナンスに関しては量産時メンテナンスが必要と思われるパーツについて、標準購入パーツ以外の特殊加工品を自社製作にて支給いたします。